Thursday, December 19, 2013

ウルティモ・ドラゴンが金丸を破り世界ジュニア王座を初戴冠=全日本プロレス



ウルティモ・ドラゴンが金丸を破り世界ジュニア王座を初戴冠=全日本プロレス
7度防衛していた金丸を破り、第36代世界ジュニア王者に輝いたウルティモ・ドラゴン【t.SAKUMA/佐藤崇】
 毎年恒例の全日本プロレス「2013ファン感謝デー」が15日、東京・後楽園ホールで開催され、851人を動員した。セミファイナルの世界ジュニアヘビー級選手権試合では、“究極龍”ウルティモ・ドラゴンが、王者・金丸義信を破り初戴冠。早くも次期挑戦者には青木篤志が名乗りを上げ、来年の新春興行での激突が濃厚となった。

 ウルティモは、これまで7度の防衛に成功してきた難攻不落の王者に対し、同王座の前身となったNWAインターナショナルジュニアヘビー級のベルトを手に挑戦要求。世界を股にかけたテクニックで余裕を崩さず、金丸の徹底した首攻めからの垂直落下式ブレーンバスターを耐え抜くと、狙いすましたアサイDDT2連発で完勝した。

 歴史と伝統の詰まったベルトを初めて腰に巻き、「このベルトは重い」と王者としての責任を噛み締めたウルティモは、青木とのタイトル戦に向け「全日本にこのまま上がるためにも負けられない」と、レギュラー定着のためにも何が何でも王座を死守すると誓った。

新春興行で曙vs.大森の三冠戦開催へ=全日本プロレス



新春興行で曙vs.大森の三冠戦開催へ=全日本プロレス
試合後に大森が曙の持つ三冠王座への挑戦を表明。新春興行での曙vs.大森の三冠戦開催が決定的となった【t.SAKUMA/佐藤崇】
 毎年恒例の全日本プロレス「2013ファン感謝デー」が15日、東京・後楽園ホールで開催され、851人を動員した。

 メーンイベントでは三冠ヘビー級王者の曙が潮崎豪と組んで、諏訪魔&大森隆男組と対戦。曙が鋭いエルボードロップや、ド迫力のボディープレスなどで王者の風格を見せ付けるも、「最強タッグ決定リーグ戦」で曙からピンフォールを奪うなど絶好調の大森の勢いを止められず。大森がアックスギロチンドライバー、アックスボンバーで潮崎を仕留めると、その場で三冠王座へ挑戦表明。曙も「喜んで受けます」と即答したことから、来年1月2日&3日の新春興行でタイトルマッチが組まれることが決定的となった。

 曙は「しんどい」と本音を漏らしながらも、「やるしかない。早くタイトル戦を行って、緊張感から解放されたい」と、正月返上で三冠戦に全力投球する覚悟を明かした。

【修斗】メインの児山がZSTの小谷を挑発、VTJで激突へ



【修斗】メインの児山がZSTの小谷を挑発、VTJで激突へ
児山(右)のパンチと粕谷(左)の左ミドルがお互いに効果的でドローに
「プロフェッショナル修斗公式戦 THE ROOKIE TOURNAMENT FINAL 2013」(12月15日 東京・新宿FACE)

 児山は今年9月に弘中邦佳が保持する世界ウェルター級タイトルに挑戦するも、壮絶な試合の末に一本負け。自ら今大会への出場を志願し、再起戦に臨む。一方、粕谷は圧倒的な強さで2011年修斗新人王を獲得。その後、香港の総合格闘技大会「Legend FC」を主戦場にし、現在2連勝中と波に乗っている。

 1R、児山は右のストレートを伸ばして積極的に攻め、組み付くと組んだままのパンチ連打。バッティングで粕谷は右目上を切り、ドクターチェックが入る。その後も積極的にパンチで攻め、ラッシュをかけて組んでのヒザ蹴り連打と粕谷を圧倒。

 2Rも児山がパンチでラッシュをかけて優勢に立っていたが、粕谷はそこへ左ミドルキックを合わせる。後半はこのミドルで児山の前進が止まり、粕谷がパンチにつなげて盛り返す。

 3R、児山のパンチを左ミドルで迎え撃つ粕谷。児山はその蹴りを身体で受けてから蹴り足を取り、何度も寝技に持ち込もうとするが粕谷はすぐに脱出する。しつこくタックルに行く児山だがテイクダウンは奪えず、判定は三者三様のドローとなった。

 すると児山はマイクを持ち、「ドローだったんですが言いたいことがあります。10月のVTJで小谷(直之)が修斗の選手に勝って、チャンピオンクラスとやりたいと言っていたので、何ならやってもいいですよ」とZSTライト級王者・小谷を挑発。

 リングサイドで試合を観戦していた小谷はリングに上がり、「今のアツい試合を見せられたらやるしかないでしょう。VTJでもっとアツい試合をやるので、自分のKOか一本のスカ勝ちを見に来てください」と観客にアピール。さらに「修斗はみんな強いと思うけれど、自分の方が強いことを証明する。修斗だけでなく、日本のトップ選手をこれから全員倒しに行く」と宣言。

 児山vs小谷はまだ正式決定ではないが、実現することはほぼ間違いないだろう。

▼メインイベント(第9試合) ウェルター級 5分3R
△児山佳宏(パラエストラ松戸/前修斗環太平洋ウェルター級王者、世界ウェルター級1位)
ドロー 判定1-1 ※29-28、28-29、28-28
△粕谷優介(秋本道場JUNGLE JUNCTION/2011年ウェルター級新人王)

力道山の孫・力、没50年命日にデビュー!健闘誓う



力道山の孫・力、没50年命日にデビュー!健闘誓う
 力道山の墓前でデビュー戦の健闘を誓う孫の力(左)とコンビを組む父・百田光雄
 「プロレスの力」(16日、後楽園ホール)

 力道山没50年追悼記念興行「プロレスの力」でデビューする力道山の孫、力(ちから)=本名・百田力、(32)=が、祖父の命日である15日、東京・池上本門寺の墓前で健闘を誓った。

 力道山の次男で父の百田光雄(65)と組み、折原昌夫(44)&NOSAWA論外(36)と戦う力は「明日、デビューします。精いっぱい頑張ります」と祖父の墓前で手を合わせた。

 父からは「ふがいなければ、対戦相手と一緒にボコボコにする」とクギを刺されている。次戦が1月に決定。特別な遺伝子を持つ32歳は、力道山のパワーが宿る黒いロングタイツで臨む初陣でありったけの力を爆発させる。

力道山、非業の死から50年…墓前法要に50人以上参列



力道山、非業の死から50年…墓前法要に50人以上参列
力道山の墓に手を合わせる人たち
 戦後のプロレス界に一時代を築いた力道山が非業の死を遂げて15日で50年がたち、葬られた東京都大田区の池上本門寺に遺族らが訪れ、腕を組んだ胸像が置かれる墓前で法要が営まれた。息子の百田光雄(65)や孫の力(32)のほか現役プロレスラー、ファンら50人以上が参列した。

 力道山が亡くなった後、自らレスラーとなった百田は「50年たってもファンがお墓参りに来てくれるのはうれしい。生前の父から“男は泣くな、強く生きろ”と言われたことが印象に残っている」と話した。

 16日には、東京・後楽園ホールで追悼興行が行われ、力が百田とタッグを組んでプロレスデビューする。力は「祖父に試合をすることを報告した。緊張するが、ひるまずに立ち向かいたい」と抱負を語った。

 力道山は1924年、朝鮮半島で生まれた。力士として土俵に上がった後、プロレスに転身。空手チョップの得意技でプロレスブームの立役者となり、国民的な人気を誇った。63年12月8日、東京のナイトクラブで暴力団員に刺され、同15日、39歳で亡くなった。